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作品名:まやかしと蝶

技法:ジークレー

制作年:2017年

サイズ:【通常版】60.0×53.3cm【L】90.0×79.9cm

優しい光の差し込む、うららかな日。

蝶の羽ばたきは少しずつ、

意識を遠くへと奪っていく。

取り込まれていく事はなんて気持がいいのだろう。

今立ち止まったら、きっとバラバラに分解されてしまう。大きな流れの下流へ向かって、一目散に。

作品名:光を待ちながら

技法:ジークレー

制作年:2017年

サイズ:【通常版】52.3×70.0cm【L】78.5×1050.0cm

これ以上先には進めない。何も見えないから。

先はただの黒い壁かもしれないし

果てのない宇宙かもしれない。

じっと闇を見つめて

光が訪れる瞬間を見逃してしまわないように。

作品名:明け方の夢

技法:ジークレー

制作年:2017年

サイズ:【通常版】34.2×59.0cm【L】51.3×88.5cm

それはたぶん夢だろう。

とても小さくて、儚い声はとても懐かしくて

きっと昔、どこかで、同じ夢を見たのだろう。

ひとつ、ふたつと消えていく。

作品名:風と声

技法:ジークレー

制作年:2017年

サイズ:【通常版】44.8×59.0cm【L】69.2×88.5cm

湿った風が、透き通った声を運んでいく。

遠くの水平線の、もっと先まで届くように。

ここからもう一度、一緒に旅をはじめよう。


作品名:約束の日に

技法:ジークレー

制作年:2017年

サイズ:【通常版】57.8×45.3cm【L】86.7×67.8cm

なんのために生きていると思う? 死んだらどこにいくと思う?

この日、この場所なら、そんな答えのない話をしてもいい。

じゃあ、もし先に死んだら、出口のそばで待っていてくれる?

作品名:明るみに

技法:ジークレー

制作年:2016年

サイズ:55.3×38.8 cm

鏡のように静かな湖面にたたずむ狼とカラス。水に映り込む森はどうしてこんなに揺るがないのか?ずっと書きたかった土星がいれられた作品。

作品名:あめあがり

技法:ジークレー

制作年:2015年

サイズ:59×58 cm

雨上がりの森の中に確かに感じた存在。目を凝らしてみてしまうと見えなくなってしまいそうな。大切なものはそっと寄り添うようにあるのかも。

作品名:カタリベたちの音楽

技法:ジークレー

制作年:2013 年

サイズ:58×55 cm

天の川が映る池で唄う鯉と、その唄に耳をすませる狼。初夏の薫風に乗って、

その音楽は心へ直接届けられる。

作品名:とむらい日和

技法:ジークレー

制作年:2012年

サイズ:67×58 cm

カゲロウの一瞬で昇華し消える、その儚さの中にある透明感。弱さは強さである事を、この時知った。

作品名:記憶を探しに

技法:ジークレー(一部水彩) 

制作年:2012年

サイズ:50×65 cm

闇は立ち塞がる巨大な穴で、飲み込まれる先は輝く宇宙かもしれない。冷たい雪と凛とした決意と。

作品名:かぜと消える

技法:ジークレー(一部水彩)

制作年:2011年

サイズ:42×52 cm

盛夏、力強い生命の匂いを運ぶ突風に、微かな次の季節の気配。水墨画を意識したモノトーンと、より忠実な空色。普段より描き込みを控え、勢い良く描いた作品。

作品名:もくれん

技法:ジークレー

制作年:2010年

サイズ:56×37 cm

まるで、風景に落ちた一点のしみのよう。そんなカラスの特異な存在感はとても面白く飽きる事がない。逃れられないコンプレックスが例えばそこにあったなら、もし、そんなカラスが本当にいたとしたら、私は心の底から愛おしく想う。

作品名:回想

技法:ジークレー

制作年:2010年

サイズ:42×71 cm

狼とカラス、秋の森。ノスタルジックな風合いは、和紙の滲み。夢と現実の狭間の、ちょうど心地いい空気を醸してくれる無言の二匹が想う事。思い出そうとしている事。それぞれの違う感情。でも一緒にいる事。

作品名:ながい話

技法:ジークレー

制作年:2009年

サイズ:32×86 cm

白昼夢をさまようように森を歩く。森はまた海のように、人の住処ではない事を知る。美しさと同時に、踏み込みをためらう怖さがある。私はそういう少し怖い森が好き。


作品名:あゆのかぜ

技法:ジークレー

制作年:2008年

サイズ:37×57 cm

あゆは夏の季語。高地の池とオオカミ、湿った南風に踊る野草と、厚い雲。目が合った瞬間に捉えられ、目を離せばきっと居なくなる。張りつめた空気。それくらいにまだ何も彼を知らなかった。


作品名:路しるべ

技法:ジークレー

制作年:2007年

サイズ:29×67 cm

「いざない」と同時進行で制作。逆光美を強く意識し、求める先に多くの望みを抱いていた。その望みがあまりにも先で見えないために美しさをとにかく追求する事になる。

作品名:ハルシオン

技法:ジークレー

制作年:2007年

サイズ:26×55 cm

この時、私は新しく生まれたばかりの真っ白い人だった。まるで厄の全てがはがれ落ちたみたいに、気持が新しくて、白い絵をとにかく心の底から求めて描いた岡田尚子の代表作とも言える作品